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KX3-2M 送信機系統図

Elecraft KX3に144MHzトランスバータのKX3-2Mを組み込んだ場合、当然ながら送信機系統図にKX3-2Mについても記載する必要があります。KX3本体の送信機系統図は購入時に書面で同梱されていますが、KX3-2Mには同梱されていません。KX3-2Mのマニュアルには"Circuit Description"としてテキストでのみ説明がありますので、これを図に起こす必要があります (上記はElecraftから個人輸入した場合です。代理店のEDCさんから購入した場合は、申請に必要な書面はおそらくすべて揃っていると思います)。

ということで、今回の変更申請のためにダイアグラムを起こしてみました。Rx/Tx切り替えスイッチは省略してあります。Elecraftのサポートに問い合わせて、内容に問題ないことを確認してもらっていますが、この内容で開局・変更申請が通ることを保証するものではありません。また、信号の流れが左から右になっていますのでご注意下さい。

KX3-2M transmit signal diagram

アマチュア局 変更申請

すったもんだありましたが、KX2が届きましたのでアマチュア局の変更申請を行います。代理店のEDCさんは実機が届く前から変更申請したりしていたようですが、一介のエンドユーザにはそんな離れ業はできませんので、実機が届いてから作業開始です。

基本的にはKX3で開局申請した時とほぼ同じで、まずは総務省の電子申請Liteで変更申請を行うための書類を用意します。今回の変更申請では、第1送信機のKX3に144MHzを追加し、増設する第2送信機をKX2にしました。

KX2も日本向けに5MHz (60m)バンドを無効にしている証明書が同梱されていますので、これに加えて実機裏面のシリアルの写真、これまたKX2に同梱されている送信機系統図と周波数・ローカル発振器の対応表 (4アマで出られないバンドは消す)、送信機系統図の中でオプションになっている箇所についてのコメント(ATUの有無)を添えて変更申請書を作成し、zip形式でダウンロードします。

このzipファイルを非技適機種の保証業務を行っているJARDまたはTSSに送付するのですが、前回はTSSを使ったので今回はJARDに送ってみることにしました。TSSは書面による申請の方が電子申請より早い、とアレな方向で評判でしたが、JARDはどうでしょう? 楽しみです。

ちなみに、どういう訳か電子申請Liteにログインできなくなっていました。ID/パスワードの再発行も依頼してあります。

2016/06/27追記: 25日(土)の深夜に保証申請をJARDに投げて、今日27日(月)の午後に手数料を入金したところ、19:00に補正依頼がありました。早いです。送信機系統図に2mトランスバータが抜けていたのと日本のバンドプランに適合していることの証明書の添付漏れ、いくつかのチェックが入っていなかったのを修正して再送しておきました。

2016/06/28追記: 昨日に続いてJARDから、KX3-2Mトランスバータの送信機系統図まわりの確認の問い合わせがありました。マニュアルを漁ってもいまいち不明な内容だったためElecraftに質問を投げて回答待ちです。ウェブを漁ったところ、トランスバータのブロック図が見つかりましたので、マニュアルと照らし合わせながら送信機系統図を更新して、修正版をJARDに送付しておきました。

2016/06/29追記: 念のため、KX3-2Mのマニュアルからブロック図を起こし直してElecraftのサポートにチェックしてもらっています。今日はJARDから補正の指摘がないので審査を通った、と考えるのは甘いですかね。

2016/06/30追記: 総務省の電子申請Liteのパスワード再発行は申請からちょうど1週間目に葉書が届きました。これで無事に電子申請できます。葉書は無くなさないよう局免と一緒に保管しておきます。

2016/07/01追記: JARDから保証書が届きましたので、電子申請Liteから変更申請しました。保証申請からちょうど1週間ですね。素晴らしく早いです。なお、保証書のシリアルから察するに、JARDでの今年の13件目の保証だったようです。つまり、JARDへの保証申請は1ヶ月に2件程度しかないってことでしょうか?

2016/07/05追記: 月曜にステータスが受付処理中になりました。

2016/07/08追記: 申請から1週間でステータスが審査中になりました。

2016/07/11追記: 審査終了しました。後は手数料を納付すれば完了ですね。

2016/08/01追記: 諸事情により遅くなりましたが、新しい免許状と証票を受領しました。これでようやくオンエアできます。

Elecraft KX2

Elecraft KX2が届きました

代理店を通さず米Elecraft社に直接注文してから1ヶ月ちょいで届きました。注文時の「2-5営業日で発送」とは何だったのだろうか。という愚痴はさておき、届いたパッケージには "Pocket-Sized HF Transciever" とあります。

KX2 パッケージ

KX2 パッケージ

さっそく梱包を解いてみました。緩衝材を除くと……

KX2 パッケージ内 上段

KX2 パッケージ内 上段

上下二段に分かれていました。上段にはケーブル類と充電器、その下にドキュメントが入っています。そして……

KX2 パッケージ内 下段

KX2 パッケージ内 下段

下段にはKX2とバッテリーです。さっそく取り出してみます。

Elecraft KX2

Elecraft KX2

小さいです。KX3と並べてみると……

KX2とKX3 比較

KX2とKX3 比較

写真では分かりづらいかも知れませんが、一回り小さくなっています。バッテリーを入れても軽いです。

KX2 横15cm

KX2 横15cm

パネル面のサイズはiPhone 6sとほぼ同じです。KX2に比べるとダイアルはちょっと安っぽい素材になった印象です。

Elecraft KX2

Elecraft KX2発注

2016/06/22追記: 表題のアイキャッチ画像はElecraftのウェブサイトから拝借しました

先月のハムベンションにて、米ElecraftからHFハンディ機のKX2が発表になりました。当初は様子見しようかと考えていましたが、結局20日に注文しました。オプションとしてATU, リチウムイオンバッテリー、充電器、RTCを付けて、配送方法にUSPS Priority Mail internationalを選択しました。が、これが後々のトラブルの元(?)になります。

注文時のウェブサイトの発送状況は「注文から2-5日で発送」となっていました。が、5日経っても音沙汰がありません。10日が過ぎて月も変わった頃に痺れを切らして問い合わせてみたところ、10営業日で発送との回答がありました。ウェブサイトも「注文から2-3週間で発送」と更新。そこから1週間待ったところ、「3週間以内に発送」に更新。マジっすか。

で、この更新時に、気になる情報が追加されました。曰く、リチウムイオンバッテリーを国際航空便で発送するにはUPSを選択せよ、とのこと。こちらから問い合わせた方がよいかとも思ったのですが、ElecraftのMLに「問い合わせが沢山届いてて大変だから、メールは極力控えてね」的投稿があったため、こちらからコンタクトを取るのを遠慮してしまったのも失敗でした。

これと前後して、注文日と配送予定日の対応表もウェブサイトに記載されるようになったのですが、掲載されたのは21日以降の注文分のみ。この時点で流石に「どうなってんの?」的メールを投げたものの、見事にスルー。返信がありません。

注文から4週間経っても音沙汰なし。ちょっと半ギレ気味に「状況どうなってんの? あと、注文時にUSPS指定したけど大丈夫?」的なメールを投げたところ、ようやく返事がありました。曰く「未発送。リチウムイオンバッテリーはUSPSで発送できないことが分かった。注文からバッテリーを外すか、送料$180のUPSに変更するか、どちらか選べ」。

いやいや、リチウムイオンバッテリーの件は1週間(あるいはそれ以上)前に分かってたんじゃないの? と心の中でツッコミを入れつつ、サーセンの一言もないメールに半切れで一言「UPSで送れ」と回答したところ、注文からまる1ヶ月経った今日の朝、直接UPSからトラッキングナンバーの連絡がありました。今週末に届く予定です。

ちなみに、日本向けの製品は5MHz帯 (60mバンド)はKX3同様ファームウェアで無効にしてあるそうです。KX2が届き次第、無線局の変更申請 (無線機の増設)を行う予定です。

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パッチンコアを利用した自作バラン

ポータブルダイポールアンテナ自作 その1

突然ですが、ポータブルなダイポールアンテナの自作に取り掛かりました。

アンテナ本体はヤフオクで入手した2.5mのロッドアンテナ2本です。フルに伸ばせば左右で5mになりますので、28MHz・50MHz用に使えます。将来的にはハットエレメントを追加して、21MHz・24MHzでも使えるようにしてみたいですね。

さて、まずはバランの自作です。リグはQRPなElecraft KX3ですので大きい耐圧は不要ですし、モバイルを意識してコンパクトに済ませたかったので、パッチンコア(クランプコア)を使ったバランに挑戦してみました。

コアは手元にΦ7用のものしか手元になく、丁度モノタロウに注文するものがあったので同時に発注することにしました。今回入手したのはデンカエレクトロンのDC-2813Nです。この他に、タカチのプラケース、陸軍ターミナル 2コ、BNCメス(レセプタクル) 1コ、1.5D-QEV 1m、外径1mmの単芯 1m、に加えて自己融着テープとホットボンドを用意しました。

部品が揃いましたら、オリジナルのバランのマニュアルの通りに組み立てていきます。基本的には問題なく作成できると思います。今回はコアが大きすぎて陸軍ターミナルのナットを締めるのが少々面倒でしたら、概ね問題なく作成できたと思います。完成したらホットボンドをクランプコアの裏に流し込んで固定します。

ついでに念の為ということで、絶縁しておきたい箇所と単線を固定したい箇所をホットボンドで固定して、これでバランは完成です。そのうちSWRを計ってみたいと思います。

4チャネル・メモリキーヤー キット

マルツで販売されている、CQ誌2008年06月号付録基板+パーツの4チャネル・メモリーキーヤーキットを作成しました基本的にはキットそのままですが、一部の部品等を変更しました。

4チャネル・メモリーキーヤー

4チャネル・メモリーキーヤー

ボリュームはパネル上のスペースの問題で、基板用のものを選択しました。センターでカチっと止まるのは善し悪しですが、今回は気にしない方向で。標準のLEDは大きめでパネルに取り付けるには無理があったため、Φ3の穴に取り付けられる小型のものにしました。

ケースにはタカチのMXシリーズを使いました。最近はポータブルなデジタルオーディオ機器によく使われているようです。パネル面にプッシュスイッチを並べる都合であまり小さいものは選択できず、高さも程々にあるMX-3-11-12を選択しました。

基板に取り掛かる前に、ケース加工を済ませます。jw_cadでパネルへの部品の取り付け位置を決め、実寸でプリントアウトし、切り取ってパネルに貼ります。MXシリーズのパネルはプラスチックなので、ポンチは使わずプリント基板用のΦ1の電池式ドライバーでセンター穴を開けた後、電動ドリル+ステップドリルで穴を広げます。一部の部品はΦ7やΦ9だったりしたので、Φ6とΦ8の穴をやすりで広げます。一通りの部品が問題なく取り付けられることを確認しておきます。

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パドル

キーヤーは作ったのにパドルがないというのは変な話です。という訳でパドルを見繕っています。無難な選択としては国産GHDキーの初心者用パドル・GN807Fか人気のGN507F, GN607Fあたりでしょうか。

奮発して海外のパドルに手を出すのも一興かも知れません。先立つものがありませんが。興味のあるのはBegaliのSignature Edition、あるいは渋くScheunemann MorsetastenのDer Morse Dirigentあたりです。

うーむ、悩みます。この悩む時間もまた楽しい訳ですが。

ハムフェア2014

グロムに乗って、ビッグサイトにて開催されたハムフェア2014に行ってきました。ハムフェアに参加するのは今回が初めてです。こういうイベントにホイホイと気軽に参加できるのは東京近辺に在住するメリットの一つですね。

さて、ハムフェア会場に到着し、チケットぴあで入場券を入手し、入場です。ケンウッドやヤエスなどの展示を見つつ、GHDキーのブースでパドルを眺めました。定価より5,000円ほど安くで売られています。かなり迷いましたが、今回は購入を見送りました。まずは1アマ取得を優先します。

その裏手にあったQCQ企画のブースで最新の1アマ問題集と過去問CD-Rを購入し、今度はクラブのブースが並んでいるエリアへ。色々と面白い展示が多くありましたが、A1クラブにてタッチパドルを購入。CWの勉強ついでに遊んでみたいと思います。

その後、CQ出版のブースでトラ技のフルデジタル・トランシーバー等の新製品を眺め、会場をしばらくブラブラした後に帰りました。

よく言われていることですが、参加者の平均年齢がとても高いですね。若年層もまったく居ない訳ではありませんが、かなりの少数でした。携帯電話やWiFiなどの無線技術は華やかな時代ですが、アマチュア無線は時代の波に取り残された死にゆく趣味なのかも知れません。

KX3 ヒートシンク装着

来週の鹿児島コンテストに向けて、KX3にヒートシンクを装着しました。

KX3 with PAE-Kx31 heat sink

KX3 with PAE-Kx31 heat sink

標準のヒートシンクはただの板切れなので放熱効果があまり期待できそうにありません。実際、大きめの出力で連続運用したりRTTY等のデータ通信を行ったりするとファイナル段の放熱が追い付かず、サーマルエラーが発生することもあるようです。これらの問題を解決すべく、サードパーティから、いくつかのヒートシンクが発売されています;

eBayでよく見掛けるN8WTTのヒートシンクは薄型なので、他の製品に比べると放熱効果はあまり期待できなさそうですが、重量増は少なくて済みそうです。また、コールサインの刻印を入れられます。リグの見た目がそれほど変わらないのもメリットです。

放熱効果を期待するとなると、一般的にイメージされる、ヒートシンクの形をしているPAE-Kx31とCooler KXが選択肢になります。Cooler KXの方はLiteとPlusの2モデルが用意されています(塗装によるカラーバリエーションもあります)。重量としてはPAE-Kx31とCooler KX Liteが160g、Plusが200g、熱抵抗はPAE-Kx31が3℃/W以下、Liteが2.8℃/W、Plusが2.4℃/Wという感じで、ヒートシンクが大きいほど熱抵抗が小さいです。

これらの中から、今回はPAE-Kx31を選択しました。理由はいくつかありますが、一番大きかったのはeBayで購入できるようになったことでしょうか。Buyer Protectionがどの程度有効か不明ですが、PayPalで直接取引するよりはほんの少しだけ安心です。 Cooler KXには上述の通りLite/Plusの他に塗装によるバリエーションが揃えてありますが、仕様的にも私にはtoo muchな感じでした。10Wでフルパワー運用する方にはCooler KX Plusがおすすめです。

見た目的にはCooler KXには吹付塗装モデルがオリジナルと同じ色合いになります。PAE-Kx31は放熱効率のために黒色アルマイト加工されており、色調が異なります。また、PAE-Kx31の方が丸みを帯びており、Cooler KXは角ばった印象を受けます。ついでにPAE-Kx31はアルミ削り出しのようです。

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チューニング 次なる構想

ステッピングモーターをドライバで制御してAlexLoopアンテナのチューニングを取ることができることを確認できましたので、次のフェーズを考えています。今回作ったコントローラ/ドライバはCW/CCWを別々のボタンで実装しました。これはこれで悪くないのですが、チューニングポイントで細かく調整したい時がちょっと面倒です。

これを、例えば上下(あるいは左右)に倒してどちらかのみonにできる、on-off-onのモーメンタリな(トグル)スイッチに変えるのも一つの手ではありますが、トグルボタンは電力(電源)用のイメージで、信号の切り替えに使わなさそうなイメージです。誤解かも知れませんが。

そこで、ロータリーエンコーダを使って、左右に1クリック(あるいは数クリック)ごとにステッピングモーターの制御パルスを1コ送る、というようなことを考えています。ちょっと調べてみたところ、同じようなことを解説している書籍を発見しました。が、絶版。Amazonから中古で購入することも考え中です。