JetPack for L4Tセットアップ 失敗編

前回に引き続きJetson TX1の開発環境のセットアップを行います。

2016/04/20追記: この記事を作成しながらセットアップを進めていたところ、仮想環境からのOSの入れ替えは失敗することが分かりました。Nvidiaとしても仮想環境上のUbuntuはサポート外で、デュアルブート等のネイティブ起動を推奨のようです。以下、記録として残しておきますが、参考にする際はご注意下さい。

開発用ホストとして、Ubuntu 14.04 64bit環境をVMWare上に構築します。後述しますが、JetPack for L4Tのインストールに16GBほど必要です。最近のLinuxのインストールは本当に簡単でいいですね。インストールが完了したら、例によってibus-skkとlv, tmuxをインストールしておきます。また、SSDなのでswapは無効にしました。

次に開発環境を用意します。NVIDIAにJetsonのポータルがありますので、まずはそこにアクセスします。並んでいるアイコンのうち左端にあるのがREGISTERですので、ここをクリックして開発者登録します。必要な情報を入力してsubmitすると、登録確認のメールが届きますので、URLをクリックすると登録が完了します。パスワードの変更(設定)を求められるので、次の画面で設定します。

パスワードの設定が完了すると、開発者サイトにログインした状態になります。ダウンロードページに移動し、JetPack for L4Tの最新版(現時点では2.1)をダウンロードします。ダウンロードしたらインストールしましょう。ここでは /opt/nvidia にインストールします。

$ sudo mkdir /opt/nvidia
$ sudo chown ユーザ名:グループ名 /opt/nvidia
$ mv JetPack-L4T-2.1-linux-x64.run /opt/nvidia
$ cd /opt/nvidia
$ chmod +x JetPack-L4T-2.1-linux-x64.run
$ ./JetPack-L4T-2.1-linux-x64.run

途中でTK1かTX1かの選択が出ますので、TX1を選択します。認証ダイアログが出たらパスワードを入力します。パッケージの選択では、Standardのままで問題ないと思います。この標準インストールの場合、ストレージに16GBほどの空きが必要になります。Agreementにチェックを入れ、先に進むとインストールが開始されます。

ウィンドウを消すなとか色々言われますが、普通にインストールしていけば大丈夫です。インストールが完了すると、ネットワーク構成を確認されます。ホストのUbuntu, Jetson TX1ともにネットワーク接続している方を選択し、ネットワークI/Fにeth0を選択し、先に進めます。すると開発ボードをForce Recoveryモードにせよ、とのダイアログが表示されますので、

  1. 開発ボードの電源を切り、ACアダプタも抜く
  2. 開発ボード側のmicroUSBポートとホストを付属のUSBケーブルで接続
  3. 開発ボードにAC電源を接続し、電源ボタン(S4)を押下
  4. すかさずForce Recoveryボタン(S3)を押しっぱなし
  5. リセットボタン(S1)を押して数秒待ってからForce Recoveryボタンを離す

という手順で開発ボードをForce Recoveryモードに移行させます。うまくいけばホスト側にNVidiaのデバイスが現れます。確認のためにホスト側のターミナルでlsusbコマンドを実行すると

$ lsusb
Bus 001 Device 002: ID 0955:7721 NVidia Corp.
...

のような行が表示されるはずです。開発ボードが認識されたら、ダイアログでエンターを押すとセットアップが開始されます。が、この直後、"Post Installation" 画面でセットアップがストールします。参りました。記事冒頭で追記した通り、VMWare等の仮想環境からではOSの入れ替えに失敗するようです。後日、デュアルブート環境を作成して再チャレンジします。

 

JetPack for L4Tセットアップ 失敗編」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: JetPack for L4Tセットアップ Ubuntuインストール編 | CB1300SFのある生活

  2. ピンバック: JetPack for L4Tセットアップ 成功編 | CB1300SFのある生活

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